「結婚式の費用って、想像以上にかかるの…?」
結婚が決まってワクワクする気持ちの裏で、そんな不安を抱えているカップルは少なくありません。
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、結婚式費用の全国平均は約327.2万円。
想像していたよりも高額だと感じた人もいるのではないでしょうか。
もちろん、一生に一度の大切な日だからこそ、「妥協したくない」という気持ちは当然です。
でも、無理をして後で後悔したり、新生活のスタートが苦しくなってしまったりするのは避けたいですよね。
ご安心ください!
結婚式の費用は、賢く工夫することで、大幅に抑えることが可能です。
- 「どこを削ればいいの?」
- 「安くしても後悔しないかな?」
そんな疑問や悩みを抱えているあなたのために、この記事では、結婚式の費用を賢く抑えるための具体的な節約術を徹底的に解説します。
- 削って大丈夫な費用項目
- 絶対に妥協しない方がいいポイント
- そして後悔しないための心構え
まで、あなたが理想の結婚式を予算内で叶えるためのヒントをすべてお伝えします。
さあ、私たちと一緒に、賢く、そして楽しく、結婚式の費用と向き合いましょう!
結婚式費用の相場と内訳を知る
結婚式の費用を効果的に節約するためには、まずその平均相場と、何にどれくらいの費用がかかるのかの内訳を把握することが大切です。
結婚式費用の全国平均とは
前述の通り、ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、結婚式費用の全国平均は約327.2万円(推計値)です。
これはあくまで平均値です。
地域差は大きいです。
- 披露宴の規模
- ゲストの人数
- 選ぶ会場のタイプ
- 演出内容
などによって大きく変動します。
平均費用の変動要因
- 地域: 都市部(特に首都圏)は地方に比べて会場費用や飲食費が高くなる傾向があります。
- ゲストの人数: ゲスト一人当たりの飲食費や引き出物代がかかるため、人数が増えるほど総額は上がります。
- 会場の種類: ホテル、専門式場、ゲストハウス、レストラン、会費制ウェディングなど、会場のタイプによって費用が大きく異なります。
- シーズン・曜日: 結婚式の人気シーズン(春・秋)や土日祝日は費用が高く、オフシーズンや平日、仏滅などは比較的安くなる傾向があります。

結婚式費用の主な内訳
結婚式の費用は、大きく以下の項目に分けられます。それぞれの項目が節約の対象となり得ます。
- 挙式費用: チャペル使用料、牧師(神主)謝礼、聖歌隊、楽器演奏など。
- 披露宴会場費: 会場使用料、控室料、音響照明費など。
- 料理・ドリンク: ゲスト一人当たりのコース料理代、フリードリンク代。費用全体に占める割合が最も大きい項目です。
- 衣装: 新郎新婦のウェディングドレス、タキシード、和装などのレンタル・購入費用、小物代。
- 美容・着付け: ヘアメイク、着付け、ボディメイク、リハーサルなど。
- 装花: 高砂(メインテーブル)装花、ゲストテーブル装花、ブーケ、ブートニア、贈呈用花束など。
- 写真・映像: 当日スナップ写真、アルバム作成、ビデオ撮影、エンドロールなど。
- ペーパーアイテム: 招待状、席次表、席札、メニュー表など。
- 引出物・引菓子: ゲスト一人当たりに贈る引出物と引菓子。
- 演出: 生演奏、プロジェクションマッピング、余興、ウェルカムスペースの装飾など。
- その他: ブライダルエステ、二次会費用、新婚旅行、新生活準備費用など。

ご祝儀の平均額と自己負担額
結婚式の費用は高額ですが、ゲストからいただくご祝儀で一部をまかなうことができます。
自己負担額を計算する上で、ご祝儀の平均額を知っておくことは重要です。
ご祝儀の平均額
- 友人: 約3万円
- 親族: 5万円~10万円(関係性による)
- 会社関係(上司): 3万円~5万円
ゲスト一人当たりの飲食費+引出物代が約2万~3万円と言われています。
友人のご祝儀で完全にまかなえるわけではありません。
自己負担額の計算式
結婚式総額 - ご祝儀総額 = 自己負担額
この自己負担額を、
- 二人の貯蓄からどれくらい出すのか
- 親からの援助があるのか
などを考慮して予算を立てることが、節約の第一歩となります。

賢い会場選びで費用を抑える
結婚式の費用を大きく左右するのが、会場選びです。
賢い会場選びこそ、節約の最大のポイントと言えるでしょう。
時期・曜日・時間帯を選ぶ
オフシーズンを狙う
- 結婚式の人気シーズンである春(3月~5月)
- 秋(9月~11月)
上記2つの時期は費用が高くなる傾向があります。
一方で、
- 夏(7月~8月)
- 冬(12月~2月)
のオフシーズンは、割引プランが出やすいです。
平日や仏滅を選ぶ
土日祝日は人気が高く費用も上がります。
平日や、六曜で避ける人も多い仏滅を選ぶと、費用が抑えられるだけではありません。
人気の会場も予約しやすくなります。
夕方からのナイトウェディング
日中の披露宴よりも、夕方からのナイトウェディングの方が費用が安くなるプランが用意されていることがあります。

少人数ウェディングも選択肢に
ゲストの人数が少ない「少人数ウェディング」は、総額を大幅に抑えることができるだけではありません。
ゲスト一人ひとりと密な時間を過ごせるというメリットもあります。
少人数ウェディングのメリット
費用削減
- 飲食費
- 引き出物代
など、人数が増えるほど費用がかかる項目を大幅に抑えられます。
アットホームな雰囲気
親しい人たちだけで行います。
和やかでアットホームな雰囲気になります。
準備の負担軽減
ゲスト数が少ないため、招待状作成や席次決めなどの準備の負担も軽減されます。
少人数ウェディングが向いているカップル
- とにかく費用を抑えたい
- 大人数は苦手、アットホームな式にしたい
- 親しい身内や友人だけを招待したい
- 準備に時間をかけたくない

式場探しの工夫と交渉術
式場探しと契約の段階でも、費用を抑えるためのポイントがあります。
ブライダルフェアや相談会を活用
複数の式場のブライダルフェアに参加しましょう。
見積もりを比較検討しましょう。
フェア限定の特典がある場合もあります。
見積もりを比較する
提示された見積もりは、必ず複数社で比較検討しましょう。
同じ項目でも金額が異なる場合があります。
初期見積もりは「最低限」
初期の見積もりは、最低限のプランで組まれていることがほとんどです。
最終的には大幅に上がることを想定しておきましょう。
交渉してみる
- 「もう少し予算を抑えたい」
- 「他社では〇〇のようなサービスがあった」
など、具体的に交渉してみるのも有効です。
特に即決を迫られた場合でも、一度持ち帰って検討する姿勢を見せましょう。
持ち込みを検討する
後述しますが、持ち込み可能なアイテムは持ち込むことで費用を抑えられます。
契約前に、持ち込み料の有無や金額を確認しておきましょう。

項目別!具体的な節約術
結婚式費用の内訳を理解したら、次は各項目で具体的にどのように節約していくかを見ていきましょう。
料理・ドリンクを賢く選ぶ
結婚式費用の中で最も大きな割合を占めるのが料理・ドリンクです。ここを工夫するだけで、大幅な節約が可能です。
コースのランクを検討する
最も高額なコースを選ぶのではありません。
一つ下のランクのコースでも十分満足できるか検討してみましょう。
一部の料理だけをグレードアップする「アラカルト」方式も有効です。
ドリンクの種類を絞る
フリードリンクの種類を絞ることで、費用を抑えられる場合があります。
例えば、カクテルや日本酒の種類を減らすなど。
乾杯酒を工夫する
- 乾杯酒だけランクを下げる
- シャンパン以外のスパークリングワインを選ぶ
のも手です。
持ち込みを検討する
式場によっては、ワインや日本酒などを持ち込める場合があります。
持ち込み料と販売価格を比較して検討しましょう。

衣装代を抑える方法
ウェディングドレスやタキシードは、花嫁の憧れ。ここも工夫次第で費用を抑えられます。
レンタルを活用する
購入するよりも、レンタルのほうが費用を抑えられます。
提携店以外のドレスショップも検討
式場の提携店だけでなく、外部のドレスショップも比較検討してみましょう。
持ち込み料がかかる場合があるので、事前に確認が必要です。
中古やフリマアプリの活用
- 二次会用のドレス
- 小物類
は、中古品やフリマアプリで探すのも有効です。
小物類は自作・レンタル・購入で使い分け
- ベール
- グローブ
- アクセサリー
などは、
- レンタル
- インターネットで購入
- 自分で作る
ことで節約できます。
新郎衣装はオーダー・購入も視野に
新郎のタキシードは、レンタルよりも購入やオーダースーツの方が、今後も使えることを考えれば結果的に安く済む場合があります。

装花・ブーケの節約術
結婚式の雰囲気を大きく左右する装花。ここもアイディア次第で費用を抑えられます。
季節の花材を使う
旬の時期に咲く花は、流通量が多いため安価で手に入りやすいです。
ボリュームを抑える
高砂やゲストテーブルの装花は、豪華にしすぎず、ポイントを絞って飾ることで費用を抑えられます。
持ち込みを検討する
- ブーケ
- ブートニア
- 贈呈用花束
などは、外部のフローリストに依頼して持ち込むことで安くなる場合があります。
造花やプリザーブドフラワーを活用
生花だけではありません。
造花やプリザーブドフラワーを一部取り入れることで、費用を抑えつつ、長く楽しめる装飾が可能です。
グリーンを多めに
花材を減らし、グリーン(葉物)を多くすることで、費用を抑えながらもナチュラルで豊かな雰囲気を演出できます。




ペーパーアイテムの節約術
招待状や席次表などのペーパーアイテムは、ゲストの人数が多いほど費用がかさみます。
手作りする(DIY)
デザインテンプレートや素材を活用します。
- 招待状
- 席次表
- 席札
などを手作りすることで、大幅な節約が可能です。
私はこの方法で節約をしました。
印刷は外部の印刷業者に依頼すると、高品質に仕上がります。
Web招待状を活用する
招待状は紙を不要にする方法も選択が可能です。
Web招待状にすることで印刷代や郵送費を削減できます。
ただし、ご年配のゲストには紙の招待状も用意するなど、配慮が必要です。
アイテム数を絞る
メニュー表と席札を一体にするなど、アイテム数を減らすことで費用を抑えられます。
海外製品や個人クリエイターの活用
日本の結婚式専門業者よりも、海外のサイトや個人のクリエイターに依頼する方が、デザイン性も高く安価な場合があります。

写真・映像を賢く選ぶ
一生の思い出となる写真や映像は妥協したくないものです。
しかし、ここにも節約のポイントがあります。
持ち込み業者を検討する
式場の提携カメラマンだけではありません。
外部のフリーランスのカメラマンや映像業者に依頼することで、費用を抑えられる場合があります。
ただし、
- 持ち込み料の確認
- 式場への許可
が必要です。
データのみの納品にする
アルバム作成やDVDパッケージ化をしない。
データのみの納品にすることで費用を抑えられます。
アルバムは後日自分たちで作成することも可能です。
撮影時間を絞る
必要なシーンに絞って撮影時間を短縮することで、費用を抑えられます。
友人に依頼する
プロのカメラマンに依頼する代わりに、写真が得意な友人にスナップ撮影をお願いするのも一つの方法です。
ただし、負担をかけすぎないよう配慮しましょう。

引出物・引菓子を賢く選ぶ
ゲストへのお礼の気持ちを込めた引出物・引菓子も、賢く選べば節約につながります。
割引のあるECサイトを活用
百貨店や式場を通すよりも、引出物専門のECサイトを利用すると、割引価格で購入できる場合があります。
記念品を統一する
ゲストごとに贈り分けをしない。
統一することで費用を抑えましょう。
発注の手間も省けます。
品数を減らす
- 引出物
- 引菓子
- 縁起物
上記の3品が一般的です。
しかし、2品にするなど品数を減らすことも検討できます。
ゲストに合わせた贈り分け
ゲスト層を細かく分けます。
それぞれのニーズに合った価格帯のものを贈ることで、無駄をなくすことができます。
例えば、遠方のゲストにはカタログギフトにするなど。
プチギフトを自作
- プチギフトを自分たちで手作りする。
- 大量に購入できるお菓子などを活用する
などで費用を抑えられます。

その他費用を節約するポイント
上記以外にも、細かな費用を節約できるポイントはたくさんあります。
ブライダルエステは自宅ケアや単発利用に
長期のブライダルエステは高額になりがちです。
- 自宅でのセルフケアを頑張ってみる。
- 直前に必要な部分だけ単発で施術を受けたりする。
こうしたセルフケアで費用を抑えられます。
ウェルカムスペースの装飾をDIY
ウェルカムボードや受付周りの装飾は、
- 自分たちでDIYする
- 100円ショップやフリマアプリなどを活用する
ことで費用を抑えられます。
二次会の幹事は友人に依頼
プロの幹事代行サービスだけではありません。
信頼できる友人に幹事を依頼することで費用を抑えられます。
お礼はしっかりしましょう。
BGMは自作・持ち込み
著作権に配慮しつつ、自分たちで選曲・編集したBGMを持ち込むことで、BGM制作料を節約できます。
ムービー(プロフィールムービーなど)も自作
写真と音楽を組み合わせて、プロフィールムービーなどを自作することで費用を抑えられます。
無料の編集ソフトなども活用しましょう。

節約しすぎは後悔の元?削ってはいけない費用項目
費用を抑えることは大切ですが、節約しすぎて後で後悔してしまっては元も子もありません。
ここだけは削らない方がいい、というポイントもあります。
ゲストへのおもてなしに関わる費用
ゲストは、二人の門出を祝うために大切な時間を割いて来てくれる人たちです。
おもてなしに関わる費用は、できるだけ削らない方が良いでしょう。
料理・ドリンク
- 「美味しくなかった」
- 「量が少なかった」
という印象は、ゲストの満足度を大きく下げてしまいます。
特に料理は、おもてなしの核となる部分です。
引出物
- 「安っぽい」
- 「好みではない」
と思われると、ゲストに失礼になってしまいます。品質の良いものを選びましょう。
引き菓子
引出物と同様に、ゲストへの感謝の気持ちを伝える大切な品です。
交通費・宿泊費の一部負担
遠方からのゲストには、交通費や宿泊費の一部を負担するなど、配慮があると喜ばれます。

記録に関わる費用(写真・映像)
結婚式は一生に一度の特別な日。その瞬間を切り取った写真や映像は、後々見返した時にかけがえのない宝物になります。
プロのカメラマン・ビデオグラファー
プロの技術はやはり違います。
- 照明や構図
- 表情の捉え方
など、素人では難しいクオリティで、後悔のない記録を残してくれます。
データの確保
データさえあれば、後でアルバムを作成したり、動画を編集したりすることも可能です。
データは必ず確保しておきましょう。
エンドロール
結婚式の感動をその日のうちに振り返られるエンドロールは、ゲストからも好評です。

美容・着付けに関わる費用
花嫁が最高の姿で当日を迎えるための美容・着付けも、費用を削りすぎると後悔につながる可能性があります。
ヘアメイク
プロのヘアメイクは、ドレスや顔の形、当日の雰囲気に合わせて最高の状態を作り出してくれます。
リハーサルも重要です。
着付け
和装の場合、特にプロの着付けは重要です。
着崩れや苦しさがないよう、経験豊富な着付け師に依頼しましょう。
ボディメイク
ドレス姿をより美しく見せるためのボディメイクは、写真映えにも影響します。

その他、削らない方が良い費用
音響・照明
披露宴の雰囲気や演出を盛り上げる上で、音響・照明は非常に重要です。
ここを削ると、
- 会場の雰囲気が安っぽく見える
- ゲストの感動が半減する
可能性があります。
司会者
プロの司会者は、式の進行をスムーズにします。
会場全体を盛り上げてくれます。進行が滞ったり、間延びしたりすると、ゲストは飽きてしまいます。
会場の空調・設備
ゲストが快適に過ごせるよう、会場の空調やトイレなどの設備がきちんと整っているか確認しましょう。

賢い交渉術と心構え
節約術を実践するためには、式場との交渉も重要です。
そして何よりも、後悔しないための心構えが大切です。
プランナーとの交渉術
初期見積もりは鵜呑みにしない
前述の通り、初期見積もりは最低限の項目で組まれていることが多いです。
「必ず最終的には上がる」という認識を持っておきましょう。
希望は具体的に伝える
「もう少し予算を抑えたい」だけではない。
- 「〇〇の項目を削りたい」
- 「〇〇は持ち込みたい」
など、具体的な希望を伝えましょう。
複数の見積もりを比較提示
他の式場の見積もりを提示します。
「〇〇の費用がネックで迷っている」と正直に伝えることで、交渉の余地が生まれることがあります。
特典・割引を積極的に聞く
- 「何か割引はありますか?」
- 「この時期だと特典はありますか?」
と、積極的に質問してみましょう。
即決は避ける
「今日契約すれば割引」といった即決を促されても、一度冷静に持ち帰って検討する時間を設けましょう。

持ち込み料の確認と交渉
アイテムの持ち込みは、費用を抑える有効な手段ですが、式場によっては持ち込み料がかかる場合があります。
契約前の確認
契約する前に、どのアイテムが持ち込み可能で、それぞれ持ち込み料がいくらかかるのかを必ず確認しましょう。
持ち込み料と販売価格の比較
- 持ち込み料を払ってでも外部で購入した方が安いのか
- それとも式場で購入した方が安いのか
を比較検討しましょう。
交渉の余地
持ち込み料がかかる場合でも、「このアイテムだけはどうしても持ち込みたい」と交渉してみる価値はあります。

後悔しないための心構え
夫婦で話し合う
費用や節約について、必ず夫婦二人で話し合いましょう。
お互いの意見を尊重しましょう。
納得のいく形で進めましょう。
「こんなはずじゃなかった」とならないために、オープンなコミュニケーションが大切です。
優先順位を決める
- 「ここは絶対に譲れない!」というこだわりポイント
- 「ここは削ってもいいかな」という妥協点
どちらも明確にしましょう。
まずは優先順位をつけましょう。
「なんのために結婚式をするのか」を忘れない
費用にばかり目が行きがちです。
しかし、本来の目的は「二人の愛を誓い、大切な人たちと喜びを分かち合うこと」です。
その本質を見失わないようにしましょう。
プロのアドバイスも聞く
プランナーやプロの意見も参考にしつつ、最終的な判断は自分たちで行いましょう。

費用を抑えても素敵な結婚式にするヒント
節約をしても、結婚式の質を落とさず、ゲストに喜んでもらうためのヒントをご紹介します。
DIYで二人らしさを演出
手作りアイテムは、費用を抑えるだけではありません。
二人の個性や感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
ウェルカムスペース
- 二人の写真や思い出の品
- 手作りのウェルカムボード
で、ゲストをお迎えする空間を飾りましょう。
席札・メニュー表
- デザインテンプレートを活用する
- シンプルな紙にスタンプを押す
たったこれだけでも、素敵なオリジナルアイテムになります。
プチギフト
- 手作りクッキー
- 二人の地元のお菓子
など、温かみのあるプチギフトはゲストに喜ばれます。
プロフィールブック・ムービー
- 二人の生い立ちや馴れ初め
- ゲストへのメッセージ
などをまとめたプロフィールブックやムービーも、自作することで費用を抑えながら個性を出せます。


ゲスト参加型演出で盛り上げる
豪華な演出にお金をかけなくても、ゲストが楽しめる工夫はたくさんあります。
フォトラウンド
各テーブルを回ってゲストと写真を撮る時間。
一人ひとりと話せるため、ゲストにも喜ばれます。
メッセージボード
ゲストにメッセージを書いてもらうボードを用意するのも、費用がかからず、後で読み返せる思い出になります。
クイズ大会
二人のことに関するクイズを出すなど、ゲスト参加型のゲームは会場が一体となって盛り上がります。
景品も豪華でなくてもOK。
テーブル対抗ゲーム
各テーブルで協力して行うゲームなども、ゲスト同士の交流が深まります。
会場が一体となります。

【画像配置の提案】22/56 この見出しの下に、**「披露宴会場で、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストと笑顔で写真を撮っているフォトラウンドの様子のアニメ風イラスト。ゲストも楽しそうにポーズをとっている。」**を配置します。
- 画像のプロンプT: 「披露宴会場で、新郎新婦が各テーブルを回り、ゲストと笑顔で写真を撮っているフォトラウンドの様子のアニメ風イラスト。ゲストも楽しそうにポーズをとっている。」
- スラッグ:
guest-participation-photo
- 代替テキスト: フォトラウンドでゲストと交流
- 説明文: ゲスト参加型演出が費用を抑えつつ盛り上がる工夫になることを示唆。
招待する人数と会場のバランスを考える
少人数ウェディングの項目でも触れましたが、招待する人数と会場のバランスは非常に重要です。
適切な会場選び
ゲスト数に対して広すぎる会場は、寂しい印象を与えたり、無駄な費用がかかったりします。
適切なサイズの会場を選びましょう。
会費制ウェディング
ご祝儀制ではありません。
ゲストから会費をいただく「会費制ウェディング」は、ご祝儀に左右されず、費用を明確にできます。
そのため、新郎新婦の自己負担を抑えやすいです。
カジュアルなパーティ形式にも向いています。

費用をかけるべきポイントとメリハリ
節約するばかりでなく、本当にこだわりたい部分にはしっかり費用をかけ、メリハリをつけることが大切です。
花嫁が一番こだわりたい部分
- ドレス
- ヘアメイク
- 写真
など、花嫁が「ここだけは譲れない!」と思う部分には、優先的に予算を割り当てましょう。
ゲストが記憶に残る部分
- 料理
- 引出物
- 快適な空間
など、ゲストが「良い結婚式だった」と感じるポイントには、投資する価値があります。
「一生もの」になるもの
- 結婚指輪
- 婚約指輪
写真
映像
など、形に残るものは、多少費用がかかっても良いものを選ぶ価値があります。

結婚式費用に関するQ&A
結婚式の費用に関して、よくある疑問に答えていきます。
Q1:結婚式のローンは組むべき?
A1:慎重に検討しましょう。
結婚式のローンは、現時点で手元に現金がなくても式を挙げられるというメリットがあります。
一方で、当然ながら金利が発生します。
新生活が始まるタイミングで返済が負担にならないか
将来のライフプランと合わせて慎重に検討することが重要です。
- 親からの援助が見込めるか
- 自己資金でどれくらい賄えるか
など、まずはしっかり計算し、不足分をどうするかを考えましょう。

Q2:親からの援助はどのくらい?
A2:平均で約100万円前後と言われています。
ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、親・親族からの援助があった人の平均援助額は181.7万円でした。
ただし、これはあくまで平均です。
家庭によって大きく異なります。
親からの援助がある場合は、事前に金額や使途についてしっかり話し合っておくことが大切です。
後々のトラブルを避けるためにも、曖昧にせず、明確にしておきましょう。

Q3:ご祝儀制と会費制、どちらがお得?
A3:自己負担額を抑えやすいのは「会費制」です。
ご祝儀制
ゲストからいただくご祝儀は変動します。
自己負担額が読みにくいです。
高額になる可能性もあります。
逆に少なかった場合のリスクもあります。
会費制
ゲストから一律の会費をいただきます。
新郎新婦の負担額が明確になります。
予算が立てやすくなります。
ご祝儀の準備をゲストにさせないため、ゲストの負担も軽減できます。
どちらの形式を選ぶかは、結婚式のコンセプトやゲスト層、地域性などを考慮して決めましょう。

Q4:ブライダルフェアの特典は本当にお得?
A4:お得なものも多いですが、冷静に判断しましょう。
ブライダルフェアの特典は、
- 試食
- ドレス試着
- 会場費割引
など魅力的なものがたくさんあります。
しかし、「当日契約割引」など、即決を促す特典には注意が必要です。
焦って契約すると、後から後悔する可能性もあります。
特典の内容を冷静に判断しましょう。
- 本当に自分たちにとって必要なものか
- 他の式場と比較してもお得なのか
をしっかり見極めましょう。

Q5:見積もりの値引き交渉は失礼にならない?
A5:いいえ、失礼にはあたりません。
結婚式の費用は大きな金額です。
多くの場合、交渉の余地があります。
式場側も、カップルが予算内で理想の結婚式を実現できるよう、様々なプランや割引を用意しているものです。
ただし、「強引な値引き」ではありません。
「予算に合わせた相談」というスタンスで臨むことが大切です。
- 具体的にどこを削りたいのか
- なぜその金額にしたいのか
を明確に伝え、誠実に交渉しましょう。

Q6:フリーランスのプランナーってどうなの?
A6:費用を抑えつつ、オーダーメイドの式を叶えやすい選択肢です。
フリーランスのプランナーは、特定の式場に属さず、カップルの要望に合わせてゼロから式場や業者を選定してくれます。
メリット
- 自由度が高い: 既存のプランに縛られず、本当にやりたい結婚式をイチから実現できます。
- 費用を抑えやすい: 持ち込みが自由な会場を選んだり、様々な業者を比較検討したりできるため、結果的に費用を抑えられることがあります。
- オーダーメイド: カップルの個性や希望を最大限に反映した、唯一無二の結婚式が実現できます。
デメリット
- 費用が明確になりにくい: 総額が見えにくい場合があるため、一つ一つの費用をしっかり確認する必要があります。
- 手間がかかる場合がある: 会場や業者との打ち合わせなど、自分たちで手配する部分が増える可能性があります。
フリーランスのプランナーを探す際は、実績や料金体系、相性などをしっかり確認しましょう。

Q7:節約するために結婚式をやめるべき?
A7:費用が理由だけで結婚式を諦める必要はありません。
結婚式は、二人の新しい門出を祝う大切なイベントです。
費用の問題で諦めてしまうのは、非常にもったいないことです。
「どうしても結婚式をしたいけど、予算が厳しい」という場合は、
- 会費制ウェディング
- 少人数婚
- フォトウェディング
など、様々な選択肢があります。
費用を抑える工夫を凝らし、自分たちに合ったスタイルを見つけることで、後悔なく素敵な結婚式を挙げることが可能です。
費用を抑えることに特化した専門の相談カウンターなどもあるので、一人で悩まずに相談してみましょう。

Q8:結婚式の費用は誰が払うべき?
A8:基本的には新郎新婦が折半、または収入に応じて分担します。
ただし、近年では親からの援助があるケースも多く、その場合は援助額を差し引いた残りを二人が分担します。
また、家計が一つになる結婚を機に、どちらか一方が負担するのではなく、二人で協力して乗り越えるという意識を持つことが大切です。
- 親からの援助の有無
- 金額
を含め、事前にしっかり話し合い、納得できる分担方法を決めましょう。

Q9:ご祝儀はいつ使うべき?
A9:ご祝儀は、結婚式の支払い後に受け取ることが多いため、式の費用に充てる場合は「費用の一部に充当する」という考え方になります。
結婚式の支払いは、事前に何回かに分けて支払う場合と、式後に一括で支払う場合があります。
ご祝儀は式当日、または後日いただくことが多いので、基本的には「自己資金で一旦支払いを済ませ、ご祝儀で自己負担額を補填する」形になります。
ご祝儀を新生活の費用に充てるカップルもいれば、両家の親への内祝いや新婚旅行の費用に充てるカップルもいます。
使い道は二人で相談して決めましょう。

Q10:節約した分を新生活に回してもいい?
A10:はい、ぜひそうしましょう!
賢く節約した費用を、
- 新婚旅行
- 新居の家具購入
- 家電購入
など、これからの新生活に充てるのは非常に有効な選択です。
結婚式で全てを使い果たしてしまうのではありません。
その後の二人の生活を豊かにするために投資することは、長期的に見てより幸せな結婚生活を送ることに繋がります。
費用を抑えることを単なる「削減」と捉えるのではありません。
「未来への投資」と捉えることで、節約のモチベーションも維持しやすくなります。

結婚式費用を抑えるためのツールとサービス
結婚式の費用を抑えるために役立つ、具体的なツールやサービスも活用しましょう。
情報収集サイト・アプリ
ゼクシィ
結婚式に関する情報が最も豊富です。
- 全国の式場検索
- ブライダルフェア予約
- 費用シミュレーション
などができます。
みんなのウェディング
実際に結婚式を挙げたカップルの口コミや費用明細が豊富に掲載されています。
リアルな情報を得られます。
ハナユメ
- 独自の割引プラン
- 式場比較
- 相談カウンターサービス
などが充実しています。
ウェディングニュース
- 最新のトレンド情報
- 節約術
- DIYアイデア
などが豊富に掲載されています。
これらのサイトやアプリを活用して、複数の式場の見積もりを比較したり、先輩カップルのリアルな節約術を参考にしたりしましょう。

結婚式準備をサポートするサービス
ブライダルプロデュース会社
フリーランスのプランナーと同様に、カップルの希望に合わせて最適な式場や業者を選定してくれる会社です。
式場に縛られずに自由な結婚式をしたい場合に有効です。
DIYアイテム販売サイト・テンプレートサイト
- ペーパーアイテムのテンプレート
- DIY用の材料
- キット
などを販売しているサイトを活用しましょう。
レンタルドレスショップ
式場提携以外のレンタルドレスショップも積極的に検討しましょう。
比較してみましょう。
中古販売・フリマアプリ
- ウェディング小物
- 二次会ドレス
- 新郎衣装の一部
など、中古品で十分なものを探す際に活用できます。
サイト外リンク1: メルカリ (結婚式関連アイテムも多数出品)

結婚式費用の支払い方法とポイント
賢く節約しても、最終的な支払い方法は重要です。
クレジットカード払い
一部の式場では、結婚式の費用をクレジットカードで支払える場合があります。
ポイント還元やマイルを貯められるのでお得です。
ただし、高額な決済なので、利用限度額や分割払い手数料などを確認しましょう。
ブライダルローン
最終手段として検討するローンです。
金利や返済計画をしっかり把握しておきましょう。
無理のない範囲で利用しましょう。
分割払い
式場によっては、
- 契約時
- 中間
- 最終
など、複数回に分けて支払うことが可能です。一括での支払いが難しい場合は相談してみましょう。

後悔しない賢い節約で最高の結婚式を!
結婚式の費用を抑えることは、決して「質を落とす」ことではありません。
むしろ、「自分たちが本当に大切にしたいこと」を見つめ直しましょう。
そこに費用を集中させることで、より満足度の高い、二人らしい結婚式を実現できるチャンスです。
成功へのステップを再確認
- 結婚式費用の相場と内訳を把握する: 何にどれくらいかかるのかを知り、ご祝儀でどれくらい補填できるかを把握しましょう。
- 賢い会場選びで費用を大きく抑える: 時期・曜日・時間帯、少人数ウェディング、式場との交渉などを活用しましょう。
- 項目別の具体的な節約術を実践する: 料理・ドリンク、衣装、装花、ペーパーアイテム、写真・映像、引出物など、各項目で賢い選択をしましょう。
- 節約しすぎはNG!削ってはいけない費用項目を理解する: ゲストへのおもてなしや記録に関わる費用は、できるだけ妥協しないようにしましょう。
- 賢い交渉術と心構えを持つ: プランナーとの交渉、持ち込み料の確認、そして何よりも夫婦でしっかり話し合い、優先順位を決めることが大切です。
- DIYやゲスト参加型演出で二人らしさを演出する: 費用を抑えつつ、温かみのあるオリジナルな結婚式を作り上げましょう。
- 費用を抑えるためのツールやサービスを積極的に活用する: 情報収集サイトやアプリ、DIYキット、中古品販売などを賢く利用しましょう。
このガイドが、あなたが理想の結婚式を予算内で叶え、後悔のない最高の思い出を作るための一助となれば幸いです。
さあ、賢い節約術を味方につけて、二人の愛が輝く一日を迎えましょう!
