彼氏と喧嘩した時、あるいは彼が原因で何か問題が起きた時、あなたは素直に「ごめんね」と言ってほしいのに、彼はなかなか謝ってくれない…。
それどころか、
- 逆ギレされた
- だんまりを決め込まれた
こんな状態で、
- 「なんで謝ってくれないんだろう?」
- 「もしかして、私への愛情が足りないの?」
- 「私が全て悪いのかな…」
と、不満や悲しみ、疑問で頭がいっぱいになってしまう女性は多いのではないでしょうか。
謝ってほしいのに謝ってくれない彼の態度は、本当に辛く、心がモヤモヤしますよね。
でも、彼が謝らないからといって、必ずしもあなたへの気持ちが冷めたことを意味するわけではありません。
男性が素直に謝れないのには、あなたには想像もつかないような様々な心理や理由が隠されていることがあります。
今回の記事では、そんな謝らない彼氏の男性心理を徹底的に解説します。
あなたの不満を解消しましょう。
彼との関係を良好にするための具体的な対処法を一緒に探していきましょう。
彼氏が謝らないのはなぜ?考えられる男性心理と主な理由
彼氏がなかなか謝らない時、あなたへの愛情が足りないわけではない場合があります。
そこにはいくつかの男性心理や、彼特有の事情が隠されていることがあります。
プライドの高さや自己防衛本能
- 「負け」を認めたくない: 多くの男性は、自分の間違いを認めること、特に「謝る」という行為を「負け」や「自分の非を認めること」と捉える傾向があります。プライドが高い男性ほど、自分が傷つくことを恐れて謝ることができません。
- 自分の弱さを見せたくない: 男性は「常に強くありたい」という願望を持つことが多いです。謝ることは自分の弱さを認めることだと感じています。それを見せるのを避ける心理が働くことがあります。
- 責任を避けたい: 謝ることで、全ての責任を自分が負うことになると感じています。それを避けようとすることもあります。特に、問題が複雑で自分の非だけではないと感じている場合に顕著です。
謝ることへの価値観や経験の違い
- 「謝罪=全て悪い」という認識: 彼の中で「謝罪=自分が全て悪い」という認識がある場合、少しでも自分に非がない部分があると感じると、謝ることに抵抗を感じます。
- 謝罪の仕方がわからない: 幼少期の経験などから、謝り方を知らない、あるいは謝罪の言葉を口にすることに慣れていない男性もいます。どう謝ればいいか分からず、結果的に黙ってしまうことも。
- 謝罪よりも行動で示したい: 言葉で謝るよりも、行動で反省や誠意を示したいと考える男性もいます。例えば、口では謝らなくても、後で何かをしてくれたり、問題解決に努めたりするタイプです。
コミュニケーション不足や感情のコントロール
- 何を謝ればいいか分からない: あなたが何に怒っていて、何を謝ってほしいのかを正確に理解できていない場合があります。女性の感情表現を理解するのが苦手な男性に多いです。
- 感情的になっている: 彼自身も怒りや不満を感じており、感情的になっているために冷静に謝ることができない場合があります。冷静になるまで時間がかかるタイプもいます。
- 話し合いから逃げたい: 喧嘩や口論が苦手で、感情的な話し合いから逃げたいという心理が働き、黙り込んだり、その場を離れたりすることで、謝罪を避けることがあります。
残念ながら「愛情の欠如」や関係性への問題
- そもそも非を認めていない: 彼自身が自分の行動に非があると思っておらず、あなたに非があると考えている場合は、謝る必要性を感じません。
- 関係を大切に思っていない: 残念ながら、あなたや関係性をそこまで大切に思っていない場合、謝罪によって関係を修復しようという気持ちが希薄なことがあります。この場合は、謝らないだけでなく、あなたの気持ちに寄り添わない、反省の姿勢が見えないなどのサインも重なることが多いです。
謝らない彼氏でも愛情がある場合のサイン

彼氏が謝らない時でも、まだあなたに気持ちがあることを示すサインもあります。
冷静に彼の他の行動や言動を見極めましょう。
言葉以外での「謝罪」や「反省」の態度
- 時間をおいてから優しい態度になる: 喧嘩の直後や問題発生時は謝らなくても、時間が経ってから優しい態度になったり、普段より優しく接してくれたりする場合、彼なりに反省しているサインです。
- 問題解決に向けて行動する: 口では謝らなくても、問題の改善策を考えたり、実際にその行動に移したりする(例:約束を破ったなら次から気をつける、といった具体的な行動)ことで、反省を示している場合があります。
- 連絡や会う頻度が減らない: 謝らないことに不満があっても、その後の連絡頻度が大きく減ったり、会うことを拒んだりしないのであれば、関係を継続したいという気持ちはあります。
- 普段の優しさは変わらない: 謝らないこと以外では、普段の彼の優しさや気遣いが変わらないのであれば、特定の状況で謝れないだけで、あなたへの愛情は変わっていません。
間接的な「ごめん」のサイン
- 不機嫌になる・落ち込む: 謝らない代わりに、彼自身が不機嫌になったり、落ち込んだりしている場合、内心では自分の非を認めています。どう謝ればいいか分からずに葛藤している可能性があります。
- 話題を変えて機嫌を取ろうとする: 喧嘩の話題から逸らそうと、あなたを喜ばせるような話題を持ち出したり、冗談を言ったりして機嫌を取ろうとする場合も、彼なりの謝罪の形かもしれません。
彼氏が謝らない時のNG行動と賢い対処法
彼氏が謝ってくれないと感情的になりがちです。
しかし、不安に駆られてやってしまいがちな行動は、かえって関係を悪化させてしまう可能性があります。
冷静に対処しましょう。
良好な関係を築き続けましょう。
彼をさらに追い詰めるNG行動
- しつこく「謝って」と要求する: 彼が謝れない理由がある中で、しつこく「謝ってよ!」「何で謝らないの?」と感情的に要求し続けると、彼はさらに心を閉ざし、反発してしまいます。
- 逆ギレする・彼を責め続ける: 彼が謝らないからといって、あなたが逆ギレしたり、彼の非を一方的に責め続けたりすると、彼は自分を正当化しようとし、問題解決から遠ざかります。
- 過去の喧嘩を持ち出す: 今の喧嘩と関係ない過去の喧嘩や、彼が謝らなかったことを持ち出して攻め立てるのはやめましょう。彼は「またか」と辟易し、話し合いを避けようとします。
- 無視する・意固地になる: 彼が謝らないからと、あなたが意図的に無視したり、だんまりを決め込んだりすると、関係性がさらにこじれ、溝が深まってしまいます。
彼に「歩み寄りたい」と思わせる方法

- 一旦冷静になる時間を与える: 彼が謝れないのは感情的になっているからかもしれません。無理にその場で謝罪を求めず、お互いに一旦冷静になる時間(クールダウン)を設けましょう。
- あなたの気持ちを「I(アイ)メッセージ」で伝える: 「あなたはいつも謝ってくれない!」と彼を主語にするのではなく、「私は〇〇と言われると悲しい気持ちになる」「私は〇〇してくれると安心する」のように、「私」を主語にして自分の気持ちを伝えましょう。彼を責めずに伝えることで、彼はあなたの気持ちを理解しやすくなります。
- 「何について謝ってほしいのか」を具体的に伝える: 彼が何を謝ればいいか分かっていない可能性も考慮し、「〇〇(具体的な行動)について、ごめんねって言ってくれると嬉しいな」と、具体的に謝ってほしいことを伝えましょう。
- 彼の良い部分や感謝を伝える: 謝らないことだけにフォーカスせず、普段の彼の良い部分や、感謝していることを伝えることも重要です。「いつも〇〇してくれてありがとう、でも〇〇の時は少し寂しかったな」のように、感謝と不満をセットで伝えることで、彼も耳を傾けやすくなります。
- 小さな「ごめんね」の機会を作る: 彼が素直に謝れないタイプなら、彼が言いやすいような小さな「ごめんね」の機会を作ってあげるのも一つの手です。例えば、彼が少しだけ非を認めるような発言をしたときに「そうだよね、でも私も〇〇なところはごめんね」と先にこちらから謝り、彼が謝るハードルを下げてあげるなどです。
- 彼なりの「謝罪」のサインを見逃さない: 言葉で謝らなくても、行動で示している場合は、それを見つけて「〇〇してくれてありがとう、嬉しいよ」と伝え、彼がした行動を認めてあげましょう。彼の謝罪のハードルを下げ、次からは言葉でも伝えようと思ってくれるかもしれません。
【心理学の視点】謝罪のメカニズムと関係性
謝罪という行為は、単なる言葉だけでなく、深い心理学的メカニズムが関係しています。
自尊心と謝罪のジレンマ
謝罪は、自分の自尊心を一時的に下げる行為と捉えられがちです。
特に男性は、社会的に「強い存在」であることを求められる傾向があります。
自分の非を認めることが自尊心を傷つけると感じます。
謝罪に抵抗する心理が働くことがあります。
これは、彼があなたを嫌いだからではありません。
彼自身の内面的な葛藤が原因である場合が多いです。
「非の拡散」と「責任の回避」
人間は、自分の間違いを認める際に、その責任を全て自分一人で負いたくないという心理が働くことがあります。
これを「責任の拡散」と呼びます。
喧嘩の場合。
相手にも非があると感じていると、「なぜ自分だけが謝らなければならないのか」と感じます。
謝罪を拒否してしまうことがあります。
彼の視点から見ると、あなたにも何らかの非があると感じているのかもしれません。
彼の心理を理解し、愛される関係に!
彼氏が謝ってくれないと、不安や不満で辛いものですが、その背後には様々な男性心理や、愛情とは異なる理由が隠されていることがほとんどです。
- プライド、自己防衛、謝罪への価値観の違いが主な理由。
- 何を謝ればいいか分からない、感情のコントロールが苦手な場合も。
- 言葉以外の謝罪行動や、彼なりの反省サインを見逃さない。
- しつこく謝罪を要求したり、感情的に彼を責めたりするのはNG行動。
- 一旦冷静になる時間を与え、あなたの気持ちを「I(アイ)メッセージ」で伝える。
- 何を謝ってほしいかを具体的に伝え、彼の良い部分や感謝も伝える。
- 自尊心や責任の拡散といった心理学的な側面も理解する。
彼の謝らない態度に感情的に振り回されるのではやめましょう。
彼の心理を理解し、あなたの心を安定させることで、あなたはもっと魅力的で心の余裕のある女性になれます。
そして、その自信と余裕が、彼からのさらなる愛情を引き寄せます。
二人の関係をより深く、強くしていくはずです。
あなたの不安を解消し、彼に愛され続ける幸せな関係を築いていきましょう!
もっと深く彼の心理を理解し、関係を良好にしたいあなたへ
- 「彼が素直に謝りたくなる!男性心理を刺激する賢い伝え方」
- 「喧嘩の後に彼がもっとあなたを好きになる!関係修復の秘密テクニック」
- 「感情的にならずに気持ちを伝える!ストレスフリーなコミュニケーション術」
など、この記事では語りきれなかった具体的なテクニックや、彼の心を掴むための心理術について、私のnoteでより詳しく解説していきます。
近日公開予定!