プロポーズが成功してホッと一息ついたのも束の間、
「さて、次は婚約指輪と結婚指輪をどうしよう…?」
と、幸せな悩みに直面していませんか?
一生に一度の大切な指輪だからこそ、
- 「失敗したくない」
- 「後悔したくない」
という気持ちは当然ですよね。
婚約指輪と結婚指輪は、ただのアクセサリーではありません。
二人の愛の証です。
これからの人生を共に歩む決意の象徴です。
だからこそ、選び方にはじっくり時間をかけましょう。
納得のいくものを見つけたいもの。
「どこから手をつければいいの?」「どんなデザインがいいの?」
「予算はどれくらいがいいの?」
そんな疑問や不安を抱えているあなたのために、この記事では婚約指輪と結婚指輪の選び方を徹底的にガイドします。
- 人気のブランド
- デザインや素材の選び方
- 気になる予算の相場
- 購入後のアフターサービス
まで、あなたが理想の指輪と出会うためのすべてをお伝えします。
さあ、私たちと一緒に、二人の未来を輝かせる特別な指輪を見つける旅に出かけましょう!
婚約指輪の選び方|プロポーズの証を贈ろう
まずは、プロポーズの象徴である婚約指輪の選び方から見ていきましょう。
サプライズで渡すのか、一緒に選ぶのかによってもポイントが変わってきます。
婚約指輪の基礎知識
婚約指輪は、男性から女性へ、「婚約」の証として贈られる指輪です。
一般的にはダイヤモンドがあしらわれたデザインが多いです。
左手の薬指にはめるのが一般的。
なぜ婚約指輪を贈るの?
プロポーズの象徴
「結婚してください」という言葉とともに渡すことで、プロポーズがよりロマンチックで記憶に残るものになります。
形に残る記念
二人の婚約という大切な節目を、永遠に形として残すことができます。
周囲への報告
婚約指輪を身につけることで、周囲へ婚約を伝える意味合いもあります。

結婚指輪との違い
婚約指輪
プロポーズの際に贈られる指輪で、結婚の約束を形にするもの。
ダイヤモンドなど華やかなデザインが多いです。
結婚式やパーティーなど、特別な日に身につけることが多いです。
最近では日常使いしやすいデザインも人気です。
結婚指輪
結婚式で交換します。
結婚の誓いを形にするもの。
日常的に身につけることを前提としたシンプルなデザインが多いです。耐久性や着け心地が重視されます。

婚約指輪の予算と相場
婚約指輪の予算は、カップルによって様々です。
一般的には給料の2~3ヶ月分という話を聞いたことがあるかもしれません。
しかし、これはあくまで目安。
最近では、より現実的な予算で選ぶカップルが増えています。
婚約指輪の平均購入価格
- 全国平均: 約30万~40万円前後が多いと言われています。
- 年代別の傾向:
- 20代: 20万円台~30万円台
- 30代: 30万円台~50万円台
- 地域差: 都市部の方がやや高めの傾向にあります。

予算を決める際のポイント
- 無理のない範囲で: 背伸びしすぎず、二人の経済状況に合った予算を設定しましょう。
- ダイヤモンドの「4C」で調整: ダイヤモンドの品質を表す「4C」(カラット、カラー、クラリティ、カット)のバランスを調整することで、予算内で希望の指輪に近づけることができます。
- カラット(Carat): 重さ(大きさ)。重いほど価格は高くなります。
- カラー(Color): 色。無色に近いほど評価が高く、価格も高くなります。
- クラリティ(Clarity): 透明度。内包物やキズが少ないほど評価が高くなります。
- カット(Cut): 輝き。カットの評価が高いほど、ダイヤモンドの輝きが増します。
- ブランドより品質: ブランドにこだわらないのであれば、同じ品質でも価格を抑えられる場合があります。

婚約指輪のデザインと選び方
婚約指輪のデザインは多種多様。
彼女の好みや普段のファッションに合わせて選ぶのが一番です。
結婚指輪との重ね付けを意識することも大切です。
定番デザイン
- ソリティア: センターにダイヤモンドが1粒だけあしらわれた、最も定番のデザイン。ダイヤモンドの輝きが際立ち、シンプルながらも上品な印象を与えます。
- メレ: センターダイヤモンドの脇に、小さなダイヤモンド(メレダイヤモンド)が複数あしらわれたデザイン。華やかさと繊細さを兼ね備え、指をより美しく見せます。
- パヴェ: アーム全体に小さなダイヤモンドが敷き詰められたデザイン。ゴージャスで存在感があり、光の反射で指元がキラキラと輝きます。
- エタニティ: アーム(リングの腕の部分)にダイヤモンドがぐるりと並んだデザイン。
- フルエタニティ: アーム全体にダイヤモンドが並んでいるもの。
- ハーフエタニティ: アームの半分程度にダイヤモンドが並んでいるもの。 「永遠」を意味し、結婚指輪としても人気があります。

彼女の好みに合わせて選ぶポイント
- 普段のファッション: カジュアルな服装が多いならシンプルで普段使いしやすいもの、華やかな服装が多いならゴージャスなものなど。
- 指の形:
- 指が細い・長い: ソリティアや華奢なメレが似合います。
- 指が短い・ふっくら: V字やU字のラインで指を長く見せるデザインや、少し幅広のデザインも似合います。
- 結婚指輪との重ね付け: 将来的に結婚指輪と重ね付けすることを考慮して、結婚指輪とラインが合うデザインを選ぶと統一感が出ます。最近はセットリングとして販売されているものも多いです。

サプライズで贈る?一緒に選ぶ?
- プロポーズの演出としてサプライズで婚約指輪を贈るか
- それとも二人で一緒に選ぶか
迷う方も多いでしょう。それぞれのメリット・デメリットを理解して決めましょう。
サプライズで贈るメリット・デメリット
- メリット:
- 感動的なプロポーズを演出できる。
- 女性にとって一生忘れられない思い出になる。
- デメリット:
- サイズやデザインが合わない可能性がある。
- 彼女の好みに合わない場合も。
一緒に選ぶメリット・デメリット
- メリット:
- 彼女の好みにぴったりの指輪を選べる。
- サイズを確実に合わせられる。
- 二人で指輪を選ぶ時間も良い思い出になる。
- デメリット:
- サプライズ感が薄れる。
サイズが分からない場合の対処法
サプライズで贈りたいけれどサイズが心配…という場合は、以下の方法を検討してみましょう。
- 彼女の普段使いの指輪を借りる: こっそり借りて、お店でサイズを測ってもらう。
- 友人に協力してもらう: 彼女の友達に協力してもらい、それとなくサイズを聞いてもらう。
- プロポーズリング: デザインは仮で、サイズ調整が可能なプロポーズ専用の指輪を贈り、後日一緒に本物の婚約指輪を選びに行く。
- サイズ直しサービス: ほとんどのブランドでサイズ直しが可能なので、購入時に確認しておきましょう。

結婚指輪の選び方|二人の愛を形にしよう
婚約指輪がプロポーズの証なら、結婚指輪は「結婚」の証。
毎日身につけるもの。
だからこそ、デザインだけでなく着け心地や耐久性も重要なポイントです。
結婚指輪の基礎知識
結婚指輪は、結婚式の「指輪交換」で新郎新婦が互いの左手の薬指にはめる指輪です。
夫婦になった証です。
なぜ結婚指輪を贈るの?
結婚の証
永遠の愛と誓いを形にしています。
日常的に身につけることで、夫婦としての絆を深めます。
夫婦であることの象徴
周囲に夫婦であることを示す象徴でもあります。
お守り
常に身につけることで、二人の関係を見守るお守りのような存在になります。

結婚指輪の予算と相場
結婚指輪は二人で購入するため、婚約指輪とは異なります。
二人の合計金額で予算を考えるのが一般的です。
結婚指輪の平均購入価格
全国平均
ペアで約25万~35万円前後が多いと言われています。
個別の平均
1本あたり10万~20万円が目安。
男性用はやや安く、女性用はダイヤモンドが入るなどで高くなる傾向があります。

予算を決める際のポイント
二人の意見を尊重
お互いが納得できる価格帯で選びましょう。
素材やデザインで調整
- 使用する素材(プラチナ、ゴールドなど)
- ダイヤモンドの有無
- デザインの複雑さ
によって価格は大きく変わります。
購入時期の検討
- ボーナス時期
- セール期間
などを狙うと、お得に購入できることもあります。

結婚指輪のデザインと選び方
毎日身につける結婚指輪は、
- 飽きがこないか
- 日常生活で邪魔にならないか
などが重要なポイントになります。
定番デザインと特徴
ストレート
リングが真っ直ぐな、最もシンプルで定番のデザイン。
どんな指にも合いやすく、飽きがこないのが魅力です。
S字(ウェーブ)
リングがS字のカーブを描いているデザイン。
指のラインに沿いやすく、指を長く美しく見せる効果があります。
柔らかな印象を与えます。
V字
リングがV字型にカーブしているデザイン。
指をシャープに見せます。
指輪全体が指にフィットしやすい特徴があります。
婚約指輪との重ね付けもしやすいです。
ひねり
リングがひねりを加えたようなデザイン。
シンプルながらも動きがあります。
個性的な印象を与えます。

選び方のポイント
着け心地
長時間身につけるものなので、指にフィットするか、指と指の間に違和感がないかを確認しましょう。
内甲丸(リングの内側が丸く加工されている)だと、指あたりが滑らかで着け心地が良いとされています。
耐久性
日常生活での傷や変形に強い素材(プラチナ、硬度のあるゴールドなど)を選びましょう。
ファッションとの相性
普段のファッションに馴染むデザインを選びましょう。
パートナーとのペア感
全く同じデザインでなくても、
- 素材
- 加工
- 石の有無
など、どこかにペア感を感じられるデザインを選ぶと良いでしょう。
年齢を重ねても似合うか
何十年と身につけるものなので、若い頃だけでなく、年を重ねても違和感なく身につけられるデザインを選ぶのがおすすめです。

結婚指輪の素材と特徴
結婚指輪の素材は、見た目の印象だけではありません。
耐久性やアレルギーの心配など、様々な要素に影響します。
定番の素材
- プラチナ (Pt)
- 特徴:
- 白く美しい輝きが特徴で、変色や変質がほとんどありません。
- 希少性が高く、高価な素材です。
- 粘り強く、加工しやすい特性があるため、ダイヤモンドを留めるのに適しています。
- 金属アレルギーを起こしにくいとされています。
- 純度: Pt950(プラチナ95%)、Pt900(プラチナ90%)が主流です。
- 特徴:
- ゴールド (K)
- 特徴:
- プラチナよりも軽量で、比較的安価です。
- 色のバリエーションが豊富です。
- 加工しやすく、デザインの幅が広がります。
- 種類
- イエローゴールド (K18YG): 最も一般的なゴールドの色。華やかで肌なじみが良いのが特徴。
- ピンクゴールド (K18PG): 銅を混ぜてピンク色にしたもの。肌に馴染みやすく、優しい印象を与えます。
- ホワイトゴールド (K18WG): パラジウムなどを混ぜて白色にしたもの。プラチナに似た見た目ですが、ロジウムメッキを施すことが多いため、剥がれると地の色が見えることも。
- 純度: K18(純度75%)、K14(純度58.5%)などが主流です。
- 特徴:
- その他:
- パラジウム: プラチナに似た白色の金属。軽量でプラチナよりも安価ですが、硬度が高く加工が難しいことも。
- チタン: 軽量で硬度が高く、金属アレルギーを起こしにくいのが特徴。独特のマットな質感や、カラーバリエーションもあります。
- ジルコニウム: チタンに似た特性を持ち、色鮮やかな発色が可能。
- ステンレス: 安価で傷つきにくいですが、加工が難しく、サイズ直しができないことも。

素材選びのポイント
肌の色との相性
- イエローベースの肌にはイエローゴールドやピンクゴールド
- ブルーベースの肌にはプラチナやホワイトゴールド
が似合いやすいと言われています。
金属アレルギーの有無
金属アレルギーが心配な場合は、プラチナやチタンなど、アレルギーを起こしにくい素材を選びましょう。
耐久性
毎日身につけます。
- 傷がつきにくい
- 変形しにくい
素材を選ぶことも重要です。
普段のアクセサリーとの相性
普段身につけているアクセサリーの色と合わせると、統一感が出ます。

婚約指輪・結婚指輪選びの総合ガイド
ここからは、婚約指輪と結婚指輪、両方に共通する選び方のポイント。
購入時の注意点などを詳しく見ていきましょう。
人気のブランドを知る
指輪選びの参考に、人気のブランドをいくつかご紹介します。
ブランドごとに特徴があるので、二人の好みに合ったブランドを見つけてみましょう。
ハイブランド(国内外)
- ティファニー (Tiffany & Co.): エンゲージリングの代名詞とも言えるブランド。独自のダイヤモンドカット「ティファニーカット」が有名で、上品で洗練されたデザインが魅力。
- カルティエ (Cartier): 「王の宝石商、宝石商の王」と称される老舗ブランド。重厚感とエレガンスを兼ね備えたデザインが特徴で、男性にも人気が高い。
- ハリー・ウィンストン (Harry Winston): 「キング・オブ・ダイヤモンド」と呼ばれる最高級ブランド。大粒で最高品質のダイヤモンドが特徴で、花嫁の憧れの的。
- ブルガリ (BVLGARI): イタリアのジュエラー。大胆で個性的なデザインが多く、ファッション性も高い。
- ヴァンクリーフ&アーペル (Van Cleef & Arpels): 繊細でロマンチックなデザインが特徴。花や蝶など自然をモチーフにしたものが多い。

国内ブランド
- 銀座ダイヤモンドシライシ: 日本最大級のダイヤモンド専門店。豊富な品揃えと質の高いダイヤモンドが魅力で、アフターサービスも充実。
- エクセルコ ダイヤモンド: ダイヤモンドの聖地アントワープにルーツを持つブランド。世界最高峰のカット技術が特徴で、ダイヤモンドの輝きにこだわりたい人に人気。
- アイプリモ (I-PRIMO): デザイン数の豊富さが魅力。様々なデザインの中から、自分にぴったりの指輪を見つけやすい。
- 俄 (NIWAKA): 京都発の日本のブランド。和の美意識を取り入れた繊細で個性的なデザインが特徴で、一つ一つに意味が込められている。
- 4℃ BRIDAL (ヨンドシーブライダル): シンプルで日常使いしやすいデザインが多く、比較的リーズナブルな価格帯で人気。
- TASAKI (タサキ): 日本の老舗ジュエラー。真珠だけでなく、ダイヤモンドも高品質。モダンで洗練されたデザインが特徴。

ブランド選びのポイント
アフターサービス
- サイズ直し
- クリーニング
- 歪み直し
など、購入後のアフターサービスが充実しているかを確認しましょう。
店舗の雰囲気・店員の対応
長く付き合うブランドになるので、心地よく相談できる店舗を選びましょう。
保証
- 品質保証
- ダイヤモンドの鑑定書・鑑別書
の発行があるか確認しましょう。
予算とデザインのバランス
ブランド名だけでなく、予算と希望のデザインのバランスを考慮して選びましょう。

購入時期とスケジュールの目安
指輪の購入時期は、プロポーズのタイミングや結婚式のスケジュールによって変わってきます。
一般的な購入時期
婚約指輪
プロポーズの1~2ヶ月前を目安に購入する人が多いです。
オーダーメイドやセミオーダーの場合は、完成までに時間がかかります。
さらに余裕を見て3~4ヶ月前には探し始めると良いでしょう。
結婚指輪
結婚式の3~6ヶ月前を目安に購入する人が多いです。
こちらもオーダーメイドの場合は、完成までに時間がかかることを考慮しましょう。
結婚指輪は結婚式で交換します。
式の当日までに手元にあるように逆算して準備を進めるのがベストです。

納期について
既製品
店頭に在庫があれば、数日~1週間程度で持ち帰れることもあります。
セミオーダー
既存のデザインを選びます。
ダイヤモンドや素材を組み合わせる場合。
1ヶ月~1.5ヶ月程度かかることが多いです。
フルオーダー
デザインを一から作成する場合。
デザインの打ち合わせから完成まで、3ヶ月~半年以上かかることもあります。
- 時期
- ブランド
- 指輪の加工内容
によって納期は変動します。
購入を検討しているお店で必ず確認しましょう。

購入前の準備と店舗での試着のコツ
実際に店舗へ足を運ぶ前に、いくつか準備をしておくと、スムーズに指輪選びを進められます。
事前準備リスト
予算を決める
二人で相談して、だいたいの予算を決めておきましょう。
イメージを共有する
- どんなデザイン
- 素材が良いか
雑誌やSNSなどで画像を参考にしながら、お互いの好みを共有しておきましょう。
情報収集
気になるブランドやお店をいくつかピックアップしましょう。
営業時間や予約の有無を確認しましょう。
予約をする
土日や人気のブランドは、予約をしてから行くのがおすすめです。
じっくり相談に乗ってもらえますし、特典が付くこともあります。

店舗での試着のコツ
様々なデザインを試着する
「似合わないかも」と決めつけるのはもったいないです。
まずは色々なデザインを試着してみましょう。
意外な発見があるかもしれません。
写真を撮る
試着した指輪を写真に撮っておくと、後から比較検討する際に役立ちます。
複数枚撮って、見比べられるようにしましょう。
普段の服装で
特別な服装で行く必要はありません。
普段身につけている服装やアクセサリーで試着すると、日常使いした時のイメージが湧きやすいです。
照明の下で確認
お店の照明だけでなく、自然光に近い場所でも輝きを確認してみましょう。
婚約指輪と結婚指輪の重ね付けを試す
婚約指輪と結婚指輪を一緒に使う予定があるなら、必ず重ね付けを試して、相性を確認しましょう。
手のむくみに注意
時間帯によって指のサイズは変わることがあります。
- むくみやすい朝
- 飲酒後
は避けた方が良いでしょう。

アフターサービスと保証を確認する
指輪は一生もの。購入後のアフターサービスは非常に重要です。契約前に必ず確認しておきましょう。
確認すべきアフターサービス
- サイズ直し: 無料か有料か、期間や回数の制限があるか。
- クリーニング: 無料でいつでもしてもらえるか。
- 歪み直し・新品仕上げ: 保証期間内なら無料か、有料か。
- 石の留め直し: ダイヤモンドが外れてしまった場合の保証。
- 刻印: 購入後も無料で刻印を追加できるか。

保証書・鑑定書について
保証書
- 購入した指輪の品質
- アフターサービスの条件
が記載されています。大切に保管しましょう。
ダイヤモンド鑑定書
婚約指輪のダイヤモンドには、4Cなどの品質評価が記載された「鑑定書(グレーディングレポート)」が発行されます。
信頼できる鑑定機関(GIA、CGLなど)のものか確認しましょう。
宝石鑑別書
- ダイヤモンド以外の宝石
- 鑑別
が必要な場合に発行されます。

失敗しないための注意点とQ&A
指輪選びで後悔しないために、よくある疑問や注意すべきポイントをまとめてみました。
よくある失敗と対策
失敗1:サイズが合わない・むくみやすい
- 内容: 購入した指輪のサイズが合わず、きつかったり緩すぎたりする。特に、時間帯や体調によって指のむくみやすさが違うため、ぴったり合うサイズを見つけるのが難しい。
- 対策:
- 複数回試着する: お店を訪れる時間帯を変えて試着してみる。
- 季節を考慮する: 夏はむくみやすい、冬はむくみにくいなど、季節によってもサイズは変わります。少しゆとりを持たせるか、小さめを選ぶかは、店員と相談して決めましょう。
- アフターサービスの確認: サイズ直しが無料か有料か、期間や回数制限などを必ず確認しておく。

失敗2:日常使いしにくいデザイン
- 内容: 華やかさに惹かれて婚約指輪を選んだものの、普段使いしづらく、結局しまいっぱなしになってしまう。
- 対策:
- 用途を明確にする: 「日常的に身につけたいか」「特別な日だけ身につけたいか」を明確にしましょう。
- 重ね付けを意識する: 結婚指輪との重ね付けを前提に、両方に合うシンプルな婚約指輪を選ぶのも一つの手です。
- 店員に相談する: 普段使いしたい旨を伝え、それに合ったデザインを提案してもらいましょう。

失敗3:メンテナンスが大変な素材・デザイン
- 内容: 傷つきやすい素材や、汚れが溜まりやすい複雑なデザインを選んでしまい、お手入れが大変で後悔するケース。
- 対策:
- 素材の特性を理解する: プラチナやゴールド、チタンなど、それぞれの素材の硬度や特性を理解し、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
- デザインの確認: 隙間が多いデザインは汚れが溜まりやすいなど、お手入れの手間も考慮して選びましょう。
- アフターサービスの活用: 定期的なクリーニングサービスなどを利用すれば、プロにお手入れを任せられます。

Q&A:よくある疑問を解決!
Q1: 結婚指輪と婚約指輪は同じブランドで買うべき?
A1: 必ずしも同じである必要はありません。
同じブランドで揃えると、デザインに統一感が出やすく、重ね付けもしやすいというメリットがあります。
また、購入特典やアフターサービスが受けやすいことも。
しかし、異なるブランドを組み合わせることで、それぞれの個性を楽しむこともできます。
大切なのは、二人が気に入る指輪を選ぶことです。

Q2: 刻印は何を入れるのが一般的?
A2: 二人のイニシャルや結婚記念日、メッセージなどが一般的です。
- 例:
2025.6.25 K to M
(日付と新郎から新婦へ)T & S 2025.6.25
(二人のイニシャルと日付)Forever Love
(メッセージ) 刻印できる文字数には制限がある場合が多いので、事前に確認しましょう。

Q3: ダイヤモンドの鑑定書って必要なの?
A3: 婚約指輪の場合は、基本的に必要です。
鑑定書は、ダイヤモンドの品質(4C)を証明する「成績表」のようなものです。
これにより、
- 購入したダイヤモンドが適正な価格か
- 信頼できる品質か
を確認できます。
特に婚約指輪は高価な買い物なので、鑑定書は必ず受け取るようにしましょう。

Q4: 婚約指輪と結婚指輪、どっちを先に買うべき?
A4: 基本的には婚約指輪を先に購入します。
婚約指輪はプロポーズの際に贈るものなので、プロポーズの前に購入するのが一般的です。
結婚指輪は、プロポーズが成功し、二人の婚約が成立してから一緒に選びに行くことが多いです。
結婚指輪は婚約指輪との重ね付けを考慮して選ぶケースも多いです。
婚約指輪を先に決めておく方がスムーズです。

補足情報:二人の指輪をより輝かせるために
指輪を選んで終わりではありません。
長く大切に身につけるために、日頃のお手入れや保管方法も知っておきましょう。
日常のお手入れ方法
柔らかい布で拭く
日常的に外したら、メガネ拭きのような柔らかい布で優しく汗や皮脂を拭き取りましょう。
中性洗剤で洗浄
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸します。
柔らかいブラシ(歯ブラシなど)で優しくこすり洗いしましょう。
その後、よくすすいで水気を拭き取ります。
超音波洗浄器
ダイヤモンドなどの宝石は、超音波洗浄器で綺麗になります。
真珠やエメラルドなど、宝石によっては不向きなものもあるので注意が必要です。
専門店でのクリーニング
定期的に購入店でプロのクリーニングを受けるのがおすすめです。
ダイヤ、プラチナ、ゴールドは、購入した店舗以外の商品でも多くの店舗がクリーニングに対応しております。
私は、近所のイオンのジュエリーショップで、時々クリーニングをお願いしています。

保管方法
個別保管
他のジュエリーとぶつかって傷がつかないように、個別のケースや布袋に入れて保管しましょう。
乾燥剤と一緒に
湿気は変色の原因になることがあります。
乾燥剤と一緒に保管するのがおすすめです。
高温多湿を避ける
- 直射日光の当たる場所
- 温度変化の激しい場所
は避けましょう。

重ね付けのバリエーション
婚約指輪と結婚指輪は、重ね付けすることでより一層魅力が増します。
様々なバリエーションを試してみましょう。
基本の重ね付け
順番
一般的には、結婚指輪を先に着けてから、その上に婚約指輪を重ねます。
「永遠の愛を誓った結婚指輪に、婚約指輪で蓋をする」という意味合いがあります。
デザインの相性
- ストレートとストレート
- V字とV字
など、ラインが合うものを選ぶと統一感が出ます。

他の指輪との組み合わせ
ファッションリング
結婚指輪や婚約指輪の隣に、シンプルなファッションリングを重ね付けして、個性を出すこともできます。
アニバーサリーリング
結婚記念日などに贈られるアニバーサリーリングを、結婚指輪や婚約指輪と重ね付けするのも素敵です。

「指輪なし婚」という選択肢も
近年、結婚の形が多様化する中で、高価な婚約指輪や結婚指輪を購入しない。
「指輪なし婚」を選択するカップルも増えています。
指輪なし婚の背景
費用を他のことに使いたい
- 新婚旅行
- 新生活の資金
- 家の頭金
など、指輪以外のものに費用を充てたいという考え。
普段指輪を着けない
- 仕事柄指輪を着けられない
- アクセサリー自体をあまり身につけない
といったライフスタイル。
シンプル主義
形にとらわれず、二人の絆を大切にしたいという価値観。

指輪なし婚のメリット
費用を大幅に抑えられる
経済的な負担が少なくなる。
自由な選択
指輪に縛られず、二人の本当に価値を置くものにお金をかけられる。
個人のライフスタイルに合わせられる
- 指輪を着けたくない
- 着けられない
という人には最適な選択肢。
指輪なし婚でもできること
- 記念の品を贈る: 時計やネックレスなど、指輪以外の記念品を贈り合う。
- 特別な体験を共有する: 新婚旅行や、二人の趣味に投資するなど、形に残らなくても心に残る体験を重視する。
- 手作りの指輪: 高価なものでなくても、二人で手作りした指輪を交換する。
指輪の有無に関わらず、二人の愛の形は様々です。大切なのは、二人が納得し、心から幸せだと感じられる選択をすることです。

男女で異なる指輪の選び方
婚約指輪は女性が身につけるものですが、結婚指輪は二人で身につけるもの。
男性と女性で選び方の視点が変わることもあります。
女性の視点
- デザイン性: 華やかさ、繊細さ、可愛らしさなど、ファッションの一部としてのデザインを重視する傾向。
- 重ね付け: 婚約指輪との重ね付けを意識したデザイン選び。
- ダイヤモンド: ダイヤモンドの輝きや大きさ、品質へのこだわり。
- 指馴染み: 指が細く見えるか、指にフィットするかどうか。

男性の視点
シンプルさ・着け心地
普段アクセサリーをしない人も多いです。
- シンプルで違和感なく身につけられるか
- 着け心地が良いか
を重視する傾向。
耐久性
仕事柄、指輪に傷がつきやすい環境の人もいます。
耐久性を重視する。
ファッションへの馴染みやすさ
スーツやカジュアルな服装など、普段のファッションに馴染むデザインか。
存在感
華奢すぎず、男性の手元に合う適度な存在感があるか。

最終的な決定は二人で
結局のところ、婚約指輪も結婚指輪も、二人が心から「これがいい!」と思える指輪を選ぶことが最も重要です。
意見が食い違うこともあるかもしれません。
好みの違いを含めて、じっくりと話し合いましょう。
お互いの価値観を尊重しながら、納得のいく決定をしましょう。

二人の愛を輝かせる指輪を見つけよう!
婚約指輪と結婚指輪は、二人の愛の証です。
これからの人生を共に歩む決意の象徴です。
その選び方は、
- デザインや素材
- 予算
- アフターサービス
まで、多岐にわたります。
この記事でご紹介したポイントを押さえれば、きっと後悔のない、二人のための特別な指輪を見つけられるはずです。
成功へのステップを再確認
- 婚約指輪の基礎知識を学ぶ: 予算や相場、デザインの基本を知り、サプライズか一緒に選ぶかを検討しましょう。
- 結婚指輪の基礎知識を学ぶ: 予算や相場、デザイン、そして特に重要な素材ごとの特性を理解しましょう。
- 人気のブランドを参考に、候補を絞る: 国内外のブランドや国内ブランドの特徴を知り、アフターサービスも重視して選びましょう。
- 購入時期とスケジュールを立てる: プロポーズや結婚式のタイミングから逆算し、納期も考慮して計画的に進めましょう。
- 事前準備をしっかり行い、店舗で試着のコツを活かす: 予算やイメージを共有し、様々なデザインを試着して比較検討しましょう。
- アフターサービスと保証を徹底的に確認する: 購入後のメンテナンスを安心して任せられるかを確認しましょう。
- よくある失敗例を参考に、対策を講じる: サイズ、日常使い、メンテナンスの失敗談から学び、適切な対策を取りましょう。
- 二人の価値観を尊重し、最終的に納得のいく選択をする: 指輪の有無にかかわらず、二人が幸せだと感じられる選択を大切にしましょう。
この記事が、あなたの婚約指輪・結婚指輪選びの道しるべとなり、二人の未来を輝かせる最高の指輪と出会えることを心から願っています。
さあ、最高の指輪を見つけて、二人の愛を形にしましょう!
